設定が絶妙!!【SF近未来世界5選】
ディザスタームービー
パニックアクション
SFホラー
などなど
ジュラシックパークはSF。マッドマックスもSF。ゼログラビティもSF。それぞれ系統は違えどジャンルは同じです。このようにSF映画は非常に範囲が広く、SF内でも数多くのジャンルが存在します。そんな多くのジャンルの中でこの設定にはやられた!!設定だけで飯五杯はいける!!これぞSF!!と思うSF映画を勝手ながら5つほど紹介したいと思います。
【ソイレント・グリーン】
人口の過多によって起こる物質枯渇、身分の格差を描いた近未来SF作品。
60歳になったら安楽死が義務付けられていたり、食料は基本的にソイレント社が開発し配給している不味そうなビスケットを食べるなど細かな設定が絶妙です。
全世界で問題視されているモノを肥大に表現し、警鐘する感じがいかにも70年代SF作品と感じました。
【ミクロの決死圏】
ミクロ化した医師が患者の身体の中に入り、直接病原体を倒すという話です。
こういった人がミクロ化するという設定のいわゆる元祖的存在が『ミクロの決死圏』です。
しかし50年以上も前の作品なので、やはり映像技術に限界がありどうも安っぽく感じてしまいます。
そういうとこも味が出てていい!!と感じる方はぜひご覧になってください!
おもしろいですよ!
【インセプション】
人の夢、潜在意識に入り込み、その人の秘密を暴くスパイの話です。
はい、ハズレがないノーラン先生です。
この映画のすごいところは"夢"をしっかり映像にしたことです。"悪"や"夢"など抽象的なことは映像化するのは非常に難しいと思いますが、なんの違和感もなく見ることができました。
設定+ノーラン先生の得意な人間一人の抱えたトラウマ、夢、感情が見事に融合していて物語もものすごく重厚感があり見応えがアリアリです!
本人は夢でみたことを映画にしたとおっしゃっていましたが、少なからず『13F』という映画にも影響されていると思います。
『13F』は仮想世界の話で非常に似ています。こちらを挙げても良かったのですがやはり、ドラマ、キャストも一緒に考慮してしまうと『インセプション』になりました。
【第9地区】
難民となった宇宙人を受け入れてから20年が経ち、強制的に宇宙人の移住が行われるという話です。
この作品は観た時衝撃を受けました。
宇宙人交流作品は数多くありますが、この作品はそういった交流作品、それどころかSF映画全体に喝を入れた作品だと自分は思います。
挙げてったらキリがないぐらい多大な設定があります。
評価は賛否両論ですが、SF大好きでまだ未鑑賞の方は絶対どハマりすると思うので、ぜひ!!
【ブレードランナー】
この作品も非常に評価が分かれる映画だと思います。
この作品は近未来の世界を汚く、陰うつなのに非常に魅惑的に描いていて全体的に暗いです。
人造人間を判別する機械から建物に映る大きなスクリーン、人々の移動手段に使用するメカなどの機械類も世界観とマッチしていて、監督リドリー・スコットの徹底的ぶりを伺えます。
人造人間も魅力的なキャラが多くてラストも考えさせられる、SF的魅力もエンターテイメント的魅力も十二分に楽しめます。
そしてこの後つくられたサイバーパンクが舞台のアニメ、映画などに非常に影響を与えた元祖的存在です。
今観るとやはり見劣りしてしまうかもしれないですが映画好きなら観て損はないと思います!
50.60.70.80.90年代で近未来の描き方が当然違います。いろんな近未来世界があって楽しいです。
SF映画はやっぱり最高です!!